2011 中山金杯 データ分析 その１

東日本の新年を飾る名物重賞レース！「第60回 日刊スポーツ賞 中山金杯」　


中山金杯　データ分析


京都金杯　データ分析

東日本の重賞レースは新年恒例のこの中山金杯で、一年の幕を開ける。2007年に単勝３番人気で優勝したシャドウゲイトが、同年の５月にシンガポールで国際G１を制するなど、このレースを足がかりに、大舞台へ飛翔して行く馬も少なくない。さて、2011年最初の重賞の栄冠は、どの馬の頭上に輝くのか？　ここでは東京競馬場で代替開催された2002年を含めた過去10年、あるいは2000年以降に中山で行われた10レースから、レース傾向に迫っていこう！

■ 安定性なら前走GIII組かオープン特別組！

まず、条件別にまとめた前走の着順別の成績を見ていこう。前走がGI・GII だった馬は延べ21頭が出走して、優勝したのは2009年のアドマイヤフジ（前走ジャパンカップダート14着）のみで、３着も2008年のメイショウレガーロ（前走セントライト記念14着）だけ。しかも「前走GI 組」は「前走条件クラス組」と同じ15頭が出走しているが、３着内率では「前走条件クラス組」の数値が大きく上回っており、前走でビッグレースに出走していた馬の不振が目立つ。連対馬の数では、10頭を送り出す「GIII 組」と、同７頭の「オープン特別組」の安定性が上位の存在だ。〔表１〕～〔表４〕

〔表１〕 前走がGI ・GII だった馬のそのレースの着順別成績(過去10年)

前走の着順 成績 勝率 連対率 ３着内率
１着 0-0-0-0 0% 0% 0%
２着 0-0-0-0 0% 0% 0%
３着 0-0-0-1 0% 0% 0%
４着 0-0-0-0 0% 0% 0%
５着 0-0-0-0 0% 0% 0%
６～９着 0-0-0-4 0% 0% 0%
10着以下 1-0-1-14 6.3% 6.3% 12.5%
GI・GII 合計 1-0-1-19 4.8% 4.8% 9.5%


〔表２〕 前走がGIII だった馬のそのレースの着順別成績(過去10年)

前走の着順 成績 勝率 連対率 ３着内率
１着 2-1-0-4 28.6% 42.9% 42.9%
２着 0-0-0-6 0% 0% 0%
３着 1-0-1-4 16.7% 16.7% 33.3%
４着 1-0-0-1 50.0% 50.0% 50.0%
５着 0-1-0-6 0% 14.3% 14.3%
６～９着 2-1-1-14 11.1% 16.7% 22.2%
10着以下 0-1-2-17 0% 5.0% 15.0%
GIII 合計 6-4-4-52 9.1% 15.2% 21.2%

http://www.jra.go.jp/keiba/thisweek/2011/0105_1/index.htmlより

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