【小倉記念】ユタカさあ実戦復帰
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「小倉記念・G3」(8月1日、小倉)
名手がようやくターフに帰ってくる。3月27日の毎日杯で落馬負傷し、戦列を離れていた武豊騎手(41)=栗東・フリー=が、今週から復帰する見込みだ。小倉記念ではスマートギアに騎乗する予定。先週は約4カ月ぶりに栗東トレセンに姿を見せ、復活をアピール。今週は意欲的に追い切りにも騎乗し、久々の実戦へ向けて態勢を整える。
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誰よりも、本人が待ちわびていた。22日、約4カ月ぶりに栗東トレセンで調教を再開した武豊は「早く小倉に行きたい。いや、どこでもいいから早く乗りたい」と正直な気持ちをストレートに口にした。久しぶりに馬にまたがり笑顔を浮かべる名手。復帰できる喜びがにじみあふれていた。
この日はヤマニンウイスカーで坂路とDPをキャンターで流した。久々に馬の感触を得て、騎乗に支障がないか、体のチェックを行った。馬上から自身の影を見て、フォームも確認。「乗ってみないと分からないところもあるが、思った以上に問題はなかった。来週からは追い切りで乗る数も増やしたい」と青写真を描いていた。
3月27日の毎日杯で落馬。左鎖骨遠位端骨折、腰椎横突起骨折と診断された。早期復帰を目指し、周囲のアドバイスも受けながら、さまざまな治療、リハビリを行った。だが、自身が思うほど順調には進まなかった。
復帰を目指したシンガポール航空国際Cのヤマニンキングリー、さらにダービーのヴィクトワールピサの騎乗も断念。「骨折は早く治ったけど、肩の関節部分が予想以上にダメージが大きかった」。焦る気持ちを抑え、黙々とリハビリ、トレーニングを繰り返した。「競輪選手かと思った」と振り返るくらいエアロバイクで汗を流す日々。そして、ようやくターフに戻る日が近づいてきた。
順調なら今週の小倉から復帰することになる。そして小倉記念ではスマートギアに騎乗する予定だ。サマーシリーズを盛り上げるだけではなく、凱旋門賞・仏G1(10月3日・ロンシャン、芝2400メートル、ヴィクトワールピサに騎乗)で世界へ、そして今年下半期に向けて大攻勢をかけていく。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100727-00000010-dal-horse
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