【京成杯】ブルーグラス続く!
京成杯の注目馬にブルーグラスです。
風格なんかもダンスインザダークに似ている印象があります。
東京での走りだけにどこまでという感じですが、叩いてからの上積みはあるかと思います。
松岡騎手が惚れ込んでいるみたいなので期待してみたい一頭です。
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シンザン記念(ガルボ)、フェアリーS(コスモネモシン)の3歳重賞を美浦の清水英厩舎が連勝。今年に入って関東馬が元気だ。京成杯の注目は余裕たっぷりに東京の新馬戦を勝ったブルーグラス。完成途上の段階で新馬を勝った底知れない能力の持ち主だけに、重賞のここでも大いに期待できる。追い風を味方に今週も関東馬が連勝を伸ばしそうだ。
ブルーグラスはダンスインザダーク産駒らしく520キロと雄大な馬体の持ち主。デビュー戦は決して100%の仕上げではなかったが、追い出されてからの反応は鋭く、力強い走りで楽勝した。終始、左にモタれていたように気性面の若さは残しているが、それにしても鮮やかな勝ちっぷりで、奥の深さを感じさせた。
「大型馬だけに初戦は半信半疑でしたが、それにしても鮮やかでしたね。直線でフラフラしていたようにまだ未完成ですが、それでも勝ったのは能力が高い証拠」
騎乗した松岡騎手は初戦のレースぶりに底知れない能力を感じ取った。新馬戦のあとは、31日の500万下(東京、芝2400メートル)を予定していたが、6日に美浦Pコースで5ハロン63秒5-50秒5-37秒6-12秒7(一杯に追う)と好タイムをマークし、抜群の仕上がりを見せているため、前倒しで京成杯参戦となった。
「重賞とはいえ、ほとんどが1勝馬同士のメンバー。使った分の上積みは見込めるし、1週前の動きも抜群に良かった。ここでも互角に戦える手応えはありますよ」と手塚調教師の期待は大きい。
手綱を任される松岡は、11日の中山4Rで9頭が落馬する事故に巻き込まれ、口腔内裂傷、左側胸部打撲。怪我の状態が心配されたが、「口の中を3針縫いました。何にも食べることができなくてお腹すきましたよ。でも、週末までには体調を整えて騎乗します」と松岡はやる気満々。
「距離が延びるのは歓迎。このメンバーならチャンスはあると思いますよ」と前向きだ。
07年サンツェッペリン、08年マイネルチャールズと、ここ3年で京成杯を2勝している松岡が手応えを感じるブルーグラス。東に吹いている追い風に乗って重賞を一気に通過できれば、クラシックのステージが見えてくる。(高尾幸司)
http://www.sanspo.com/keiba/news/100113/kba1001130504006-n1.htm
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