2010 スプリンターズステークス 注目馬 JRA編
秋のGI シリーズ開幕を告げるスプリンターズSは、春の高松宮記念とともに、芝のスプリント界のチャンピオンを決める大一番。今年は強力な海外馬2頭が香港から参戦してきたが、迎え撃つ日本勢も、実績十分の古豪や『サマースプリントシリーズ』で好結果を出した新興勢力と、実に豪華な顔ぶれが揃った。秋の気配が漂い始めた中山競馬場の芝1200mを舞台に、究極のスピード勝負が繰り広げられる。
香港馬2頭のうち、前哨戦のセントウルSで日本のレースを経験したのがグリーンバーディー(せん7・C.ファウンズ)。そのセントウルSは2着止まりも、後方の苦しい位置から素晴らしい末脚を披露。前々走でシンガポールの国際G1・クリスフライヤーインターナショナルスプリント(クランジ競馬場・芝1200m)を優勝した実力を、日本の芝でも十分に発揮できることを証明した。中山競馬場へ移動後も順調に調整されており、来日2戦目でさらにパフォーマンスを上げてきそう。
もう1頭の香港馬ウルトラファンタジー(せん8・P.イウ)は、今年5月1日の香港G2・スプリントC(シャティン競馬場・芝1200m)で、グリーンバーディー(2着)を退けて勝利した実績の持ち主。日本の芝コースは未経験とあって、まだ適性はつかめないが、実力は“ワールドクラス”と言えるだろう。初めて出走する中山・芝1200mの舞台でどんな走りを見せるか、大いに注目したい。
日本勢では、今春の高松宮記念の優勝馬キンシャサノキセキ(牡7・堀宣行)が大将格。現在重賞4連勝中と、昨秋以降の充実ぶりは目を見張るものがある。前哨戦のセントウルSを疝痛で出走取消となり、やや順調さを欠いたのは確かだが、取消後はすぐに乗り込みを再開。調教の動きを見る限り、その影響は感じられない。春秋スプリントGI完全制覇が懸かるこのレースに向け、着々と臨戦態勢を整えてきている。
今夏、前々走の函館スプリントSと前走のキーンランドCを連勝して『サマースプリントシリーズ』のチャンピオンに輝いたワンカラット(牝4・藤岡健一)。前走後は、すぐにスプリンターズSへの直行を決定。レース間隔を空けたことで、夏場の激戦の疲れはすっかり取れた印象がある。勢いや上昇度という面では、今年の出走メンバーの中でも屈指の存在。一気にスプリント界の頂点に立つ可能性を感じさせる逸材だ。
ローレルゲレイロ(牡6・昆貢)は、昨年の高松宮記念とスプリンターズSの春秋スプリントGI を完全制覇し、JRA賞最優秀短距離馬のタイトルを獲得。今春はダートGI挑戦で好結果を出せなかったが、実績は今回の顔ぶれでもナンバー1と言えよう。5か月ぶりだった前走のキーンランドC(8着)を叩かれて、今回は本領発揮のシーンが期待できそう。
ビービーガルダン(牡6・領家政蔵)は、まだGIタイトルこそないが、昨秋のスプリンターズSと今春の高松宮記念でいずれも2着。それも、優勝したローレルゲレイロ、キンシャサノキセキとハナ差の大接戦を演じている。今夏の2戦、函館スプリントSは59キロを背負って2着、キーンランドCは58キロで4着止まりも、“負けて、なお強し”の内容だった。今回は定量の57キロで出走できるだけに、昨年同様、V争いは必至だろう。
ダッシャーゴーゴー(牡3・安田隆行)は、前哨戦のセントウルSで、香港の強豪グリーンバーディー(2着)の猛追をクビ差抑えて重賞初制覇。現3歳世代でただ1頭、スプリント界の頂上決戦に挑戦してきた。父は、1993年・1994年のスプリンターズSを連覇したサクラバクシンオー。まだまだ成長が見込めそうな印象だけに、父仔2代制覇の期待も懸けられそう。
ジェイケイセラヴィ(せん6・坂本勝美)は、今夏にアイビスサマーダッシュとキーンランドCで連続2着に好走。すでに6歳のベテランとあって“遅咲き”のイメージがあるが、休養期間が長かったため、キャリアはまだ19戦。これから充実期を迎えそうなムードが漂っている。相手関係が一気に強化されるここでも、楽しみは大きい。
ヘッドライナー(せん6・西園正都)は、中京競馬場が改修中のため、京都・芝1200mで行われた今年6月のCBC賞を逃げ切った快速馬。その後、函館スプリントSを右肩跛行で枠順発表前に出走取消。約3か月ぶりの実戦となった前走のセントウルSで2番手追走から勝ち馬のダッシャーゴーゴーと0秒4差の4着に踏ん張った。GI でも、マイペースで先行できるようなら、上位食い込みがあるかもしれない。
メリッサ(牝6・佐山優)は、前々走の北九州記念を豪快に差し切って重賞初制覇。52キロの軽ハンデが奏功した感もあったが、続く前走のセントウルSでは、別定重量で55キロを背負って0秒2差3着。北九州記念Vがフロックではなかったことを証明した。今回はGI初挑戦となるが、持ち前の鋭い末脚を活かせる展開になれば、大駆けの可能性を秘めている。
ファイングレイン(牡7・長浜博之)は、2008年の高松宮記念の優勝馬。その後は精彩を欠くレースが多かったが、今春のオーシャンSは0秒1差の5着、続く高松宮記念は0秒3差の8着と、それぞれ、勝ち馬のキンシャサノキセキと差のないところまで追い上げてきている。GI ホースとしての底力は健在で、軽視は禁物だろう。
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◎【予想】2010 スプリンターズステークス キンシャサノキセキ
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もう1頭の香港馬ウルトラファンタジー(せん8・P.イウ)は、今年5月1日の香港G2・スプリントC(シャティン競馬場・芝1200m)で、グリーンバーディー(2着)を退けて勝利した実績の持ち主。日本の芝コースは未経験とあって、まだ適性はつかめないが、実力は“ワールドクラス”と言えるだろう。初めて出走する中山・芝1200mの舞台でどんな走りを見せるか、大いに注目したい。
日本勢では、今春の高松宮記念の優勝馬キンシャサノキセキ(牡7・堀宣行)が大将格。現在重賞4連勝中と、昨秋以降の充実ぶりは目を見張るものがある。前哨戦のセントウルSを疝痛で出走取消となり、やや順調さを欠いたのは確かだが、取消後はすぐに乗り込みを再開。調教の動きを見る限り、その影響は感じられない。春秋スプリントGI完全制覇が懸かるこのレースに向け、着々と臨戦態勢を整えてきている。
今夏、前々走の函館スプリントSと前走のキーンランドCを連勝して『サマースプリントシリーズ』のチャンピオンに輝いたワンカラット(牝4・藤岡健一)。前走後は、すぐにスプリンターズSへの直行を決定。レース間隔を空けたことで、夏場の激戦の疲れはすっかり取れた印象がある。勢いや上昇度という面では、今年の出走メンバーの中でも屈指の存在。一気にスプリント界の頂点に立つ可能性を感じさせる逸材だ。
ローレルゲレイロ(牡6・昆貢)は、昨年の高松宮記念とスプリンターズSの春秋スプリントGI を完全制覇し、JRA賞最優秀短距離馬のタイトルを獲得。今春はダートGI挑戦で好結果を出せなかったが、実績は今回の顔ぶれでもナンバー1と言えよう。5か月ぶりだった前走のキーンランドC(8着)を叩かれて、今回は本領発揮のシーンが期待できそう。
ビービーガルダン(牡6・領家政蔵)は、まだGIタイトルこそないが、昨秋のスプリンターズSと今春の高松宮記念でいずれも2着。それも、優勝したローレルゲレイロ、キンシャサノキセキとハナ差の大接戦を演じている。今夏の2戦、函館スプリントSは59キロを背負って2着、キーンランドCは58キロで4着止まりも、“負けて、なお強し”の内容だった。今回は定量の57キロで出走できるだけに、昨年同様、V争いは必至だろう。
ダッシャーゴーゴー(牡3・安田隆行)は、前哨戦のセントウルSで、香港の強豪グリーンバーディー(2着)の猛追をクビ差抑えて重賞初制覇。現3歳世代でただ1頭、スプリント界の頂上決戦に挑戦してきた。父は、1993年・1994年のスプリンターズSを連覇したサクラバクシンオー。まだまだ成長が見込めそうな印象だけに、父仔2代制覇の期待も懸けられそう。
ジェイケイセラヴィ(せん6・坂本勝美)は、今夏にアイビスサマーダッシュとキーンランドCで連続2着に好走。すでに6歳のベテランとあって“遅咲き”のイメージがあるが、休養期間が長かったため、キャリアはまだ19戦。これから充実期を迎えそうなムードが漂っている。相手関係が一気に強化されるここでも、楽しみは大きい。
ヘッドライナー(せん6・西園正都)は、中京競馬場が改修中のため、京都・芝1200mで行われた今年6月のCBC賞を逃げ切った快速馬。その後、函館スプリントSを右肩跛行で枠順発表前に出走取消。約3か月ぶりの実戦となった前走のセントウルSで2番手追走から勝ち馬のダッシャーゴーゴーと0秒4差の4着に踏ん張った。GI でも、マイペースで先行できるようなら、上位食い込みがあるかもしれない。
メリッサ(牝6・佐山優)は、前々走の北九州記念を豪快に差し切って重賞初制覇。52キロの軽ハンデが奏功した感もあったが、続く前走のセントウルSでは、別定重量で55キロを背負って0秒2差3着。北九州記念Vがフロックではなかったことを証明した。今回はGI初挑戦となるが、持ち前の鋭い末脚を活かせる展開になれば、大駆けの可能性を秘めている。
ファイングレイン(牡7・長浜博之)は、2008年の高松宮記念の優勝馬。その後は精彩を欠くレースが多かったが、今春のオーシャンSは0秒1差の5着、続く高松宮記念は0秒3差の8着と、それぞれ、勝ち馬のキンシャサノキセキと差のないところまで追い上げてきている。GI ホースとしての底力は健在で、軽視は禁物だろう。
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